Vagrant おん CentOS6.5 おん Python 2.7 & 3.3 & virtualenv
VirtualBoxをVagrantで操作して開発環境に使おうと考えています.
ということで,Pythonの開発環境を構築した時のメモです.
仮想マシンの用意
なにはともあれ,仮想マシンを用意します.
VirtualBoxとVagrantはインストール&設定されているとして.
1. 仮想マシンのboxイメージをVagrantに登録
Vagrantでいう仮想マシンのOSに相当する(と思っている)boxイメージをVagrantに登録します.
A list of base boxes for Vagrant - Vagrantbox.es
このページから仮想マシンのboxイメージを探して,
気に入ったものを見つけておきます.
今回は
CentOS 6.5 x86_64
https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.5.3/centos65-x86_64-20140116.box
というboxイメージを利用させてもらいました.
作者の方,ありがとうございます.
で,Vagrantにこのboxイメージを登録するには,
$ vagrant box add boxの名前 boxイメージのURL
とします.
[boxイメージのURL] には,先ほど記述したURLを入れます.
[boxイメージの名前]には,わかりやすい名前を任意で設定します.
ここでは,centos6_5 とします.
2. 仮想マシンの作成
次に,仮想マシンを作成します.
任意の作業ディレクトリに,仮想マシン用のディレクトリを作成します.(その後移動します)
$ mkdir vagrantVM && cd vagrantVM
仮想マシンのディレクトリで,
$ vagrant init centos6_5
すると,Vagrantfile なるものができるので,それを確認します.
そのままそのディレクトリで
$ vagrant up
すると,仮想マシンが起動します.
3. 仮想マシンにsshして作業
仮想マシンにログインして作業するには,
$ vagrant status
コマンドでマシンが起動していることを確認しておいて,
$ vagrant ssh
でログインできます.
これでいくらでも仮想マシンをゴニョゴニョ出来ます.
仮想マシンの作成で作成した仮想マシンディレクトリ(今回の例ではvagrantVM
)と,
仮想マシン上の /vagrant
ディレクトリがシンボリックリンクされています.
「ホストのアプリケーションで仮想マシンのファイルを編集して,仮想マシンの実行環境で試す」
ということが可能です.
仮想マシンにPythonの開発環境をいんすとろーる
本題のほうです.
仮想マシンで使っているCentOS6.5のデフォルトのPythonのバージョンは2.6です.
Pythonの最新バージョンは,2系統が2.7,3系統が3.4です.
CenOS6.5にPythonのvirtualenv環境とPython2.7、Python3とmod_wsgiをインストールする | Python Knowledge
こちらのサイトを参考にセットアップしました.
3系統の最新バージョンは3.4ですが,3.3を使うことにします.
Python3.4もyum
でインストールできそうです.
手順通りに進めてインストール出来ましたが,
仮想環境を作るmkvirtualenv
コマンドが実行できずにつまづきました.
mkvirtualenvコマンドにパスを通す必要があります.
そこで下記,
Python Django入門 (2) Mac編 - Qiita
Qiitaのkaki_kさんの記事を参考にさせていただき解決です.
.bashrc
の設定内容で
source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh
とある部分を,自分の環境に合わせて
source /usr/bin/virtualenvwrapper.sh
とします.
これでmkvirtualenv
コマンドを使うことが出来ました.
で,結果のスクショをドヤ顔で(笑)
Pythonを勉強してみよーっと.